様々な公共工事から一般工事まで幅広く請け負っております。
土木事業を開始して60年が経ち、様々な歴史と経験を積み重ねて得た技術力を発揮し、未来への社会基盤構築に貢献したいと考えます。
施工事例
【橋梁部門】
【震災復興部門】
【道路部門】
【耐震補強部門】
【河川部門】
【法面部門】
各種加盟団体・工法
R100ソイル工法研究会
『放置竹林』からの『廃棄竹』を『綿状竹繊維』へ
竹林問題からの“新たなる竹材”の需要創出
近年、環境問題として放置竹林などの竹林問題が顕在化しています。 以前までは、食材、農業・漁業・建築などのあらゆる分野での資材としての需要がありました。現在では、安価な輸入タケノコやプラスチック製品への代替えにより、竹材の需要が低迷し、農林業従事者の高齢化も相まって竹林が放置され、生長スピードの速い竹が野生化により既存森林や畑地、里山、道路を浸食しています。
里山・森林保全活動として、現在多くの県行政では、森林環境税の事業等により、侵入竹、放置竹林での伐採が行われています。
しかしながら、竹材としての需要が少ないことで、食材、資材であるはずの行き先の無い“タケ”は、“廃棄竹”として廃棄物処理されます。
また、竹は空洞で、体積ばかりが嵩み、廃棄処理時の運搬費、処理費が掛かります。
R100ソイル工法研究会が開発した『とってもエコダー緑化資材』・『タケミックスソイル緑化資材』は、NPO法人や、市民ボランティア、環境保全団体などの環境意識の高い方々の善意の手により、伐採された“竹”のリサイクル有効利用として新たな需要を産出します。
“山から山へ還す”
森林・里山保全活動において“山”から伐採された“竹”を法面保護工事において、緑化資材として、“山”へ還す、自然循環材です。
『とってもエコダー緑化工法』・『タケミックスソイル緑化工法』が施工される工事においての環境負荷低減効果のみにあらず、原材料である“放置竹”の採取地の荒廃林の環境も改善され、森林・里山のは全に貢献します。
【工法紹介】
- タケミックスソイル緑化工法(竹繊維植生基材吹付工) NETIS QS-190039-A
近年の集中豪雨等の異常気象・気候変動などにより、山間地域や道路法面などでの斜面崩壊が頻繁に発生しています。これまでにも、各種の法面保護対策が施されていますが、法面保護工の植生工の中でも一般的な工種である、植生基材吹付工において、竹を主原料とした緑化資材と緑化工法を開発いたしました。
青竹を捻り潰し繊維状に加工した『綿状竹短繊維』を70%配合した『タケミックスソイル緑化資材』により植生基材吹付工にて造成された緑化基盤層は、『綿状竹短繊維』の絡みによる結合とスポンジ状の空隙による透水排水効率が向上したことから豪雨に対する浸食防止効果が高く、保水性能も向上しました。
『綿状竹短繊維』は、竹繊維の特性である、“しなやか”な性質を持つことで、緑化工成立までの気象環境による、乾燥、凍結などのストレスに抵抗力があり、降雨、融解後には、柔軟な緑化基盤層が復元します。
タケミックスソイル緑化工法 施工例(熊本県-南阿蘇)
- マグファイバー工法 NETIS QS-090023-VE
自然斜面や法面の雑草抑制と浸食防止を図るために自然色防草土を対象面に法面用吹付機を用いて吹付け、強固で耐久性のある遮根層を形成する地面被服工法です。
自然色防草土には、セメント系固化材等を一切使用せず、その地域の自然土(真砂土・シラスなど)・竹繊維・樹皮繊維、海水中のにがり主成分から造成された海水マグネシア系固化材(酸化マグネシウム)などの自然環境に無害な天然素材を使用しています。
マグファイバー工法 施工例(福岡県-北九州)
一般社団法人コンクリートメンテナンス協会
1998年、コンクリートの補修はエポキシ樹脂等の有機系補修材が主流の時代でした。無機には無機の補修材が良いのではないかと疑問を感じていたコンクリート構造物の補修専業者で、コンクリートメンテナンス協会を設立しました。無機材料にこだわるのではなく、無機及び有機それぞれの材料の持つ特性を十分に理解して適切な補修設計と施工を行うこととしています。
【工法紹介】
亜硝酸リチウムを使用したコンクリート補修技術
- リハビリ工法
塩害・中性化・ASRによって劣化したコンクリート構造物の補修技術の総称で、リハビリシリンダー工法、リハビリカプセル工法、ASRリチウム工法から成ります。劣化の程度、部位、規模に応じて使い分ける事ができます。
- リハビリシリンダー工法
注射器型のひび割れ注入器リハビリシリンダーを用いてコンクリートのひび割れを充填、閉塞させる補修技術です。リハビリシリンダーに内蔵された特殊スプリングにより、シリンダー内部にセットしたひび割れ注入材を最後まで一定圧力で自動注入することができます。
NETIS登録番号:CG-110017-VR詳細
- リハビリカプセル工法
小容量タイプの簡易型圧入装置「リハビリカプセル」を使用し、床版やボックスカルバートなど部材厚の小さな構造物の補修や桁端のみの部分的な補修のように、施工規模が小さい場合に合理的かつ経済的に適用することができます。
NETIS登録番号:CG-120005-VR詳細
- プロコンガードシステム
プロコンガードシステムとは、亜硝酸リチウムを主成分とする含浸材「プロコンガードプライマー」と、ケイ酸リチウムを主成分とする含浸材「プロコンガード」の二つを組み合わせた表面含浸工法です。
- プロコンガードシステムHP
プロコンガードシステムHP仕様とは、亜硝酸リチウムを主成分とする含浸材「プロコンガードプライマー」と、高分子系浸透性表面保護材「プロコンガードHP」の二つを組み合わせた表面含浸工法です。
- プロコンガードシステムS
プロコンガードシステムSは、亜硝酸リチウムを主成分とする含浸材『プロコンガードプライマー』と、シラン・シロキサンを主成分とする含浸材『プロコンガードS』を組み合わせた亜硝酸リチウム併用型表面含浸工法です。
- ASRリチウム工法
アルカリシリ力反応(ASR)・塩害や中性化によって劣化したコンクリート構造物を根本的に治療する補修技術です。プ口コン40を内部圧入することにより、ASR劣化の進行や鉄筋腐食反応を根本的に抑制することができます。
※各協会の工法詳細について、またカタログ等をご希望の方は下記までご連絡ください。
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住所 | 〒693-0104 島根県出雲市稗原町149-4 アクセス |
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